- ブログの記事が書けない
- 全然ネタが見つからない
- 悩まずに書く方法ってないの?
ブログ運営に慣れてくると、「記事が書けない、、」という壁にぶつかる瞬間がありますよね?
文章の書き方がわからない方も、ネタが見つからない方も、そのままではやがて心が折れてしまうでしょう。
そんな最悪の事態を避けるために、「ブログ記事が書けない」という悩みがなくなる事前準備を完全公開しました。
よしき (30歳)
- 月100万円規模のブログを運営中
- 5つのサイトの執筆&編集を担当中
- 文章だけで無理せず自由に生きてます
この記事を最後まで読めば、ブログ記事を書くために欠かせない準備の方法がわかり、現状よりもスムーズに記事が書けるようになります。
「ブログ記事が書けなくてつらい、、」という方にもわかりやすく解説したので、安心して読み進めてください。
SEOライティング身につけたい方は、以下の記事がおすすめです。
ブログの記事が書けない3つの原因
以下の3つのうちひとつでも当てはまる方は、ブログの記事がスムーズに書けません。
- 全体構成を決めずに書き始める
- 読者が求めていない情報を書く
- 結論を先延ばしにする
ひとつずつ、わかりやすく解説します。
① 全体構成を決めずに書き始める
全体構成を決めずに書き始めると、必ず迷子になります。
あなたが車の運転手だとします。目的地や行き方が明確になってなければ、どこに向かえばいいかわからないですよね?
なので、いきなり書き始めるのではなく、全体構成を考える癖をつけましょう。
サクサク記事を書くための全体像は、次のパートで紹介します!
② 読者が求めていない情報を書く
これは初心者ブロガーの10人中9人がやってしまうミスです。
- 自分語りばっかりの記事
- タイトルと内容にズレがある
- 好きなことをひたすら書いてしまう
断言しますが、読者はあなたに興味はありません。
あくまでも、悩みを解決できる『有益な情報』を求めているので、そこは意識しましょう。
好きなことを有益な情報にするには?
好きなことでも、付加価値となる情報を加えることで、有益な情報に変えることができます。
やり方は非常に簡単、以下の例を見てください。
ダメな例!
「食べ歩きで素敵なお寿司屋さんを見つけた。おいしかった。」
これでは、ただ好きなことを書いてるだけなので、次のような情報も入れてみましょう。
- 場所
- 値段
- 雰囲気
- お寿司の写真
- ほかのお寿司屋さんとの比較
読者の役に立つ情報を加えたのが以下です。
改善した例!
「〇〇で食べ歩きしてたら、素敵なお寿司屋さんを見つけた!値段の割にネタが大きくて、おいしかった (写真)! 雰囲気も良くて、デートにもぴったり!」
どうでしょう?
おいしいお寿司屋さんを探してる人にとって、有益な情報に生まれ変わりました。
「自分が読者なら、どんな情報がほしいか?」という、『読者目線』を忘れないようにしましょう!
③ 結論を先延ばしにする
結論は最初に伝えるようにしましょう。
結論を先延ばしにすると、読者にも書き手のあなたにも、以下のようなデメリットがあります。
読者の場合
「結局どういうこと?」というフラストレーションが溜まり、すぐに離脱してしまう。
書き手の場合
「結局なにが伝えたいんだっけ?」と迷子になってしまい、関係のない話をしてしまう。
ブログ初心者ほどやりがちなミスなので、常に意識することが大切です。
結論から書くのが苦手な方向けの記事を後半で紹介しますね!
大前提:読者の役に立つコンテンツを書きましょう
大前提として、読者の役に立たないブログは絶対に読まれません。
日記のような記事が読まれるのは、芸能人だけです。
もしも前述した原因がひとつでも当てはまっていたら、この記事を読んで一緒に解決していきましょう!
ブログ記事が書けないと悩む人がやるべき事前準備
ブログ記事を書く際は、『ゴール設定』が非常に重要です。
- 案件や別の記事への誘導
- お問い合わせしてもらう
- 自分の商品を買ってもらう
など、「読者にこんな行動をしてほしい」というゴールがないと、一貫性のある記事は書けません。
逆にゴールがしっかり決まれば、
・誰に向けて届けるべきか?
・なにをどんな順番で伝えるべきか?
上記のように、次に考えるべきことが見えてきます。
このステップのまとめ!
ブログ記事を書く前にやるべきこと
ゴール設定が決まっても、まだ書き始めないでください。
次にやるべきことは、大きく以下の3つです。
- ブログ記事のネタをリサーチする
- ペルソナ・デモグラを設定する
- 文章の構成を考える
「ブログの記事が書けない」と悩む多くの方がぶつかる壁なので、ひとつずつ丁寧に解説していきます。
① ブログ記事のネタをリサーチする
事前のリサーチは、非常に重要です。
なぜなら、リサーチができていないと、『誰にも届かない』、あるいは『届いたけど読んでもらえない』記事になってしまうからです。
ブログで稼げている人は、例外なくリサーチに全力を注いでいます!
加えて、リサーチをしっかりとやることで、「ネタがなくてブログの記事が書けない」という挫折も回避することができます。
そんなリサーチですが、大きく分けると以下の3つが大切です。
- 悩みのリサーチ
- キーワードのリサーチ
- 競合のリサーチ
ひとつずつ具体的に解説します。
1. 悩みのリサーチ
まずは『Yahoo知恵袋』を使って、悩みをリサーチしましょう。
Yahoo知恵袋とは、
Yahoo!知恵袋は、疑問に思っていることを質問したり、知っている事柄についての質問に回答することで、参加している方がお互いに知恵や知識を教えあい、分かち合えるサービスです。
引用:Yahoo知恵袋
という、便利なサイトです。
優秀なブロガーさんほど、Yahoo!知恵袋をうまく活用している印象です!
人々のリアルな悩みを知ることで、自然とその悩みに寄り添ったクオリティの高い記事が書けるようになります。
どうして悩みのリサーチに時間をかけるの?
稼ぐブロガーが書く記事は、ただの日記ではありません。
『誰かの悩みを解決する記事』なのです。
あなたが料理人だとします。質の高い食材を仕入れれば、そのぶん質の高い料理が提供できますよね? その結果、お客さんがより満足し、その対価としてお金をいただけます。
上記をブログに置き換えてみましょう。
リアルな悩みを仕入れることで、質の高い解決策が提供できるようになります。それが読者の満足に繋がり、結果として、ブロガーの収益に反映されてきます。
そのために、リアルな悩みをリサーチすることは『事前準備のすべて』と言っても過言ではないのです。
Yahoo知恵袋を使った悩みのリサーチ法
非常に簡単です。
Yahoo知恵袋のサイトに飛び、検索窓にあなたが知りたい悩みを打ち込むだけ。
例えば、『ブログ 書き方』と打ち込むと、
このように、さまざまな悩みが出てきます。
出てきた悩みに寄り添って、解決できるような記事を書けばいいのです。
たったこれだけで、読者にとって有益かつ、稼げる記事が書けるようになります。
2. キーワードのリサーチ
悩みを把握できたら、検索キーワードをリサーチしましょう。
ここで、「そのキーワードで検索するのはどんな人か?」を考えておくと、あとで解説するペルソナ・デモグラも見えてくるので重要です。
例えば、前述した例の『ブログ 書き方』というキーワードを狙うとしたら、
- 月に何回検索されているか?
- 似たようなキーワードはないか?
など、狙ったキーワードの需要があるかどうかを調べます。
キーワードリサーチは便利なツールを使いましょう
キーワードの検索ボリュームを調べるなら、『キーワードプランナー』が便利です。
キーワードを入力するだけで、月間の検索回数がざっくりと表示されるので、参考にしてみましょう。
検索ボリュームが少なすぎるキーワードだった場合は、別のキーワードも考える必要があります!
3. 競合のリサーチ
キーワードが決まったら、競合のリサーチも絶対に欠かせません。
とはいえ難しいことはなく、あなたが取りたい検索キーワードの、上位1位〜5位までのサイトをチェックしましょう。
- どんな内容の記事を書いているか?
- どんなブロガー、会社が運営してるか?
- 文字数、見出しの数、記事の数
などをリサーチして、競合に勝てそうな記事の構成を考えます。
なんで競合のリサーチが必要なの?
結論からいうと、よりよい記事を書くためです。
検索上位にいる記事は、読者の悩みをしっかりと解決できている有益なコンテンツといえます。
なぜなら、
- 読者の悩みをしっかり解決する記事を書く
- 多くの読者から評価される
- Googleが『これはいい記事だ』と評価
- 検索結果の上位に表示される
のような仕組みになっているからです。
なので、検索上位にいる競合をリサーチすることで、どんな記事を書けば読者のニーズを満たせるかが把握できます。
② ペルソナ・デモグラを設定する
キーワードで検索するのはどんな人?
ペルソナ・デモグラの設定は、『読者に刺さる記事』を書くために不可欠です。
- ペルソナとは?
⇨想定読者のライフスタイル、悩み、目的などをイメージ - デモグラとは?
⇨想定読者の年齢や性別、職業などをイメージ
ここは細かくリサーチする必要はなく、『あなたの記事を読みそうな読者像』を、想像で設定すれば大丈夫です。
やり方をわかりやすく解説します。
ペルソナの設定方法
あなたが想定する読者像のライフスタイルや悩み、目的を書き出しましょう。
それが『ペルソナ』というものになります。
例えば、『ブログ 書き方』というキーワードを打ち込みそうなペルソナの、
・ライフスタイル
・悩み
・目的
を書き出してみたものが以下です。
ペルソナのライフスタイル
平日勤務のサラリーマン。朝7時台の満員電車で通勤。仕事は定時終わり。仕事後に飲みに行くことが多く、土日は出かけるので、家にいる時間が少ない。
ペルソナの悩み
なかなかブログに費やす時間が取れないので、より効率の良い文章の書き方を身につけたい。
ペルソナの目的
効率の良い文章の書き方を身につけ、スキマ時間でもブログを更新できるようにしたい。
ざっくりですが、上記のような感じです。
このペルソナの場合は、『スキマ時間でも書ける!超時短の文章術3選』というような記事を書けば、興味を持ってくれるはずです。
あくまでもイメージです!「考えすぎて書けない、、」とならないようにしましょう!
デモグラの設定方法
ペルソナの人物像を具体的にイメージしたものが、『デモグラ』です。
デモグラは非常に簡単で、
- 年齢
- 性別
- 職業
- 住んでる地域
- 家族構成
- 所得
- 学歴
などの基本情報を想像するだけ。
「20代なのか40代なのか?」、「男性なのか女性なのか?」によって、悩みの種類も変わってくるので重要です。
③ 文章の構成を考える
キーワード、伝えたい読者像が決まったら、以下の3つを考えながら文章の構成を決めます。
- タイトルを考える
- 見出しを考える
- リード文を考える
この段階にきても、まだ書き始めないでください!
ひとつずつ、わかりやすく解説します。
1. タイトルを考える
タイトルには、読まれるために必要な以下の2つの要素が隠れています。
・狙っているキーワードの検索上位を取れるか?
・他人の記事に埋もれないでクリックしてもらえるか?
キーワードに関しては、狙っている単語を必ず含めてください。
そうしないと狙った検索場所に記事が表示されることはありません。
クリックに関しては、以下のような表現ができないかを考えましょう。
- 数字を入れる (裏技3選)
- 最新版だとわかる (2021版)
- ターゲットが明確 (初心者向け)
など、タイトルはその記事がクリックされるかどうかを左右する非常にに大切な要素なので、しっかり作りましょう。
2. 見出しを考える
見出しは、『どんな情報が書いてあるのか?』を、ぱっと見で読者に知らせる役割があります。
タイトルとは全然関係ない見出しが並んでいたら、読者は一瞬で離脱するので注意です!
また、見出しは『SEO対策』にとっても重要です。
キーワードを多く盛り込むことで、検索上位に表示させやすくなるので、不自然にならない程度に含めるようにしましょう。
3. リード文を考える
リード文の書き方が悪いと読者はその時点で離脱し、二度と戻ってきません。
あなたが初対面の人と会ったとき、第一印象で仲良くなりたいかどうかを判断しますよね?
リード文には、上記と同じ役割があります。
なので、甘くみないでしっかりと考えましょう。
読まれるリード文を書くコツ
僕が意識しているリード文のコツは、以下の3つです。
・この記事で解決する悩み
・権威性 (どんな実績のある人が書いてるのか?)
・記事を最後まで読むと、具体的になにが得られるのか?
上記を、なるべくコンパクトにまとめられると効果的です。
ブログで月100万円を達成した僕のステップを大公開!
僕が実際にやっている、構成〜書き終わりまでのステップが以下です!
キーワード、競合調査など、記事作成が無駄にならないようにしっかりとリサーチします。
ここではまだ書かず、どんな感じにするかざっくりイメージします。
競合の分析に基づき、読者のニーズを満たせそうな構成を見出しに落とし込む。
見出しに合った内容を書いて本文を仕上げていく。
本文を書き終えたあとで、時間をかけてリード文を書く。
最後にタイトルを決めて投稿。
かなりざっくりとした説明ですが、上記のような流れで記事を作成することがほとんどです。
STEP3までがしっかりできていれば、「ブログの記事が書けない、、」という事態を90%以上避けることができるので、書く以外のことにも力を注ぎましょう。
ブログ記事の書き方
ここまでのステップができていれば、あとは穴埋めのような感じで見出しごとに本文を書いていけばOKです。
読みやすい文章を書きたい方は、以下を意識するだけでプロ顔負けの文章が書けるようになります。
- 一文を短く
- 簡単な言葉を使う
- 雰囲気を統一する
- 同じ語尾を連続させない
- 漢字とひらがなのバランス
詳しくは以下の記事で丁寧に解説しています⇩
おまけ:リード文のテンプレートを大公開
僕が月100万円を達成したブログでも使っているリード文の型を共有します!
- こんな悩みを解決します (箇条書き)
- 共感
- ネガティブな未来
- ネガティブな未来を回避する解決策
- プロフィール (権威性)
- 記事を最後まで読むベネフィット
- 特定の読者像としてほしい行動
複数のブログを運営していますが、基本的には上記の型に文章を当てはめ、400〜500文字で作成します。
セールスライティングというスキルから学んだが多いので、興味のある方は以下の記事も参考にしてみてください⇩
ブログ記事が書けないときに役立つ構成
「事前準備〜見出しの作成はできるのに本文が書けない、、」と悩む方は、『文章の構成』を身につければ一気に上達します。
ブログ初心者でも幅広く万能に使えるおすすめの構成は、以下の2つです。
- PREP法
- PASONAの法則
僕はもちろん、有名ブロガーなら100%身につけている便利な型なので、覚えればあなたも脱初心者ブロガーです。
ブログの記事が書けない まとめ
誰もが知るようなブロガーも、「ブログの記事が書けない、、」悩んだ時期は絶対にあります。
もしもあなたがいま同じ悩みを抱えているとしたら、それだけ真剣にブログと、文章と、向き合っている証拠です。
この壁を乗り越えれば稼げるブロガーにグッと近づくので、一緒にがんばりましょう。
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