- 文章の構成作りが苦手
- サラサラ文章が書けない
- 文章構成のテンプレートがほしい
文章構成を考えずに感覚だけで書き始めてしまうと、なにを伝えたいのかわからない空っぽの文章づくりに時間を費やすことになります。
この記事に辿り着いたあなたは、文章を書いてる途中で「あれ?結局なにを伝えたいんだっけ?」と、迷ってしまった経験があるはずです。
そんな沼から抜け出して脱初心者をするためには、当てはめるだけで誰でも簡単に読まれる文章が書ける『文章構成のテンプレート』を覚えればOKです。
よしき (30歳)
- 月100万円規模のブログを運営中
- 5つのサイトの執筆&編集を担当中
- 文章だけで無理せず自由に生きてます
この記事を最後まで読めば、プロも使っている文章構成の型がわかり、『伝わる文章』を迷わずに書くスキルが手に入ります。
「文章を書いてるうちにいつも迷子になってしまう、、」という方でもすぐに実践できるように解説したので、安心して読み進めてください。
文章の書き方は構成が9割
読みやすい文章が書けるかどうかは、書き始める前の『構成』の段階で9割が決まります。
なぜなら、構成がしっかりとできていれば、
・誰に向けて書くのか?
・どんなことを書くのか?
・最終的になにを伝えたいのか?
が明確になり、迷わず文章が書けるからです。
例えば!
あなたが大工さんになった場面を想像してみてください。
いきなり「家を建てろ!」と言われても、必要な道具や材料、図面などの事前準備がないと困ってしまいますよね?
それと同じで、文章も構成という事前準備がしっかりできていないと、書けなくて当たり前なのです。
逆に言えば、「文章を書くのが苦手、、」という方でも、構成のコツさえ身につければ読まれる文章がサクッと書けますよ!
文章の構成力が身につくと?
文章の構成力が身につくと、
- 目的に沿ったブレない文章が書ける
- 文章を書き上げる時間が短縮される
- 文章で稼げるスキルが自然と磨かれる
など、挙げればキリがないほどの恩恵を受けれます。
つまり、読まれる文章を書くにも、稼げる文章を書くにも、構成力は絶対に欠かせない最重要ポイントだということです。
僕自身も、いきなり文章を書き始めることはしないで、まずは構成を練ることに全力を注ぎます!
その結果、テーマや装飾のこだわり具合にもよりますが、3,000文字を書く時間が『3時間⇨1時間』くらいになりました。
仮に1文字1円でwebライティングの仕事をしていたら、仕事内容は変わらないけど時給が3倍になる計算です。
なので、構成力は文章で大きく稼げるスキルに直結すると言っても過言ではないでしょう。
朗報:文章の構成力は誰でも簡単に手に入ります
「文章の構成なんて考えたことないよ、、」と不安になる方もいるかもしれません。
ですが、実は決まった『型』を覚えて当てはめるだけで、プロと変わらない文章の構成力が簡単に手に入るのです。
型さえ覚えてしまえば、読まれる文章を明日から書けるようになります。
ここからは、
- 伝える力を高める構成 (PREP法)
- 文章で稼ぐ力を高める構成 (PASONAの法則)
- 文章の書き出しの構成 (5W1Hの法則)
を紹介します。
文章の型を始めて学ぶ方にもわかるよう、例を出しながら丁寧に解説するので、一緒に読み進めていきましょう。
① 文章構成の基本の型はPREP法がおすすめ
まずは、文章構成のなかでも特に万能な『PREP法』がおすすめです。
- Point (要点)
- Reason (理由)
- Example (例え)
- Point (要点)
上記の型に当てはめて文章を構成するだけで、説得力のあるブレない伝え方が簡単にできます。
プライベートやビジネス、基本的にどんな場面でも使えて非常に便利です!
PREP法のメリット
結論となる要点を最初に伝え、そのあとで理由などの背景を説明することで、相手が論理的に理解しやすくなります。
PREP法のデメリット
E (例え) の部分を具体的に説明できないと、相手に説得力を与えられないまま話が進んでしまう可能性があります。
PREP法を比較してみよう!
PREP法を使わない場合と使った場合で、伝わりやすさを比較してみましょう。
お題は、自分で筋トレを頑張っている友だちに、『パーソナルジム』をおすすめする場面。
よりフランクに流れを掴みやすくするため、まずは話し言葉で当てはめてみます。
もしもあなたが説明するならどうするか、一緒にイメージしながら読み比べてみてください!
△ PREP法を使わない場合
パーソナルジムを受けてみたんだけど、めっちゃいいよ!鍛えたい部分の効率的な筋トレ方法も聞けて、モチベーション上がったわ!
PREP法を意識せずに伝える場合、自分の感想が先行してしまい、なんとなく良さそうな雰囲気しか伝わりません。
では次に、PREP法に当てはめてみます。
◯ PREP法を使った場合
パーソナルジムめっちゃおすすめだよ!
鍛えたい部分の効率的な筋トレ方法も聞けるし、モチベーションも上がるんだ!
いままでは腕を鍛えたいときになんとなくダンベルを使ってたけど、実は上げ下げのスピードとか角度によって鍛えられる筋肉が違うんだって!そんな細かい部分も丁寧に教えてくれるよ!
だから筋トレの結果を最短で出したいなら、パーソナルジムがおすすめ!
どうでしょう?
PREP法を意識することで、Eの「例え」が加わり、より具体的にパーソナルジムの空気感が伝わりました。
なんとなくPREP法の流れがわかったところで、次は「文章スキルを身につけるメリット」をあなたに向けて説明します。
例:文章スキルを学ぶメリットを伝える場合
文章スキルは絶対に身につけるべきです。
なぜなら、文章力を磨けば、本業、副業、不労所得、どのパターンでも稼ぐことが可能になるから。
例えば、文章が上達すれば伝える力も伸びるので、仕事でのコミュニケーションが円滑になります。また、副業でWebライターを始めれば月に5万円くらいは誰でも稼げるし、ブログを開設すれば不労所得も狙えます。
僕も文章を学び続けてブログで月100万円を達成したので、収入を増やしたいならまずは文章スキルを学ぶのがおすすめです。
「文章スキルは役に立つから身につけたほうがいいよ!」と普通に言われるより、納得感がありませんか?
きっと、「文章スキルって思ったよりも可能性に溢れてるな」と思ったはずです。
なにかを説明する際のテンプレートにしよう
イメージしやすいように身近な話題を例に出しましたが、PREP法はプレゼンなどのカチッとした場面でもよく使われます。
つまり、それだけわかりやすく説明することに特化している構成だということです!
なので、「なにかを説明するならPREP法」ということを意識して、文章を書く際に活かしてみてください。
PREP法を使って、あなたが使っているお気に入りのアイテムを友だちにプレゼンしてみましょう! 僕も練習方法として取り入れています!
② 文章で稼ぐならPASONAの法則がおすすめ
ここからは文章の構成の中級〜上級編です。
「文章で稼いでいきたい!」と思っている方は、『PASONAの法則』がおすすめです。
- Problem (問題)
- Agitation (共感)
- SOlution (解決策)
- Narrowing Down (絞込)
- Action (行動)
上記の構成に当てはめることで、読者の感情を揺さぶり、行動に繋げるための文章が書けるようになります。
PASONAの法則ってどんな場面で使うの?
PASONAの法則は、『商品・サービスを売る』ことに特化した文章構成です。
なので、
・ブログ
・メルマガ
・LP (ランディングページ)
など、なにか商品やサービスを購入、あるいは登録してもらいたいときに必ず使われます。
PASONAの法則を使うメリット
最初に問題を提起して共感することで、「この記事は私のことをわかってる」という安心感を読者に与えられる。それにより、読み手の購買への行動意欲を高めることができる。
PASONAの法則を使うデメリット
売り込み感が出てしまうと読まれない。
ここからは、『ヒゲ脱毛』を例を出して、PASONAの法則を使わない場合と使った場合で比較していきます。
PASONAの法則を使わない場合
剃っても剃ってもキリがないヒゲに悩んでいませんか?ヒゲ脱毛をすれば、剃り残しを気にする必要もなくなりますよ。試しにやってみませんか?
悩みは捉えていますが、もう少し具体的なイメージが湧かないと読者は行動しません。
では次に、PASONAの法則を使ったパターンを見てみましょう。
PASONAの法則を使った場合
剃っても剃っても生えてくるヒゲ。毎朝の忙しい時間を割いて処理をしていても、夕方には生えてきてうんざりだと思います。
仕事終わりの飲み屋などでかわいい定員さんを見つけても、「青髭が生えてて清潔感がないかも、、」なんて思って声をかける勇気が出ないこともありますよね?
そんな悩みを完全解決してくれるのが『ヒゲ脱毛』です。脱毛のプロが厄介なヒゲをすべ処理してくれるので、朝のヒゲ剃りから解放され、いつ誰に会っても恥ずかしくない清潔感のある肌をずっとキープできます。
いまなら春のお試しキャンペーン中。3月31日までの申し込みで、なんと初回100円で受けることができます。
オンラインでの無料カウンセリングもおこなっているので、まずはお気軽にご相談ください。
どうでしょう?
イメージを掴んでもらえるように簡略化していますが、ヒゲに悩んでいる会社員の男性が読んだら「お!」となるはずです。
この「ヒゲに悩んでいる会社員の男性」っていうところもポイントです!
PASONAの法則には『ペルソナ』を組み合わせよう
PASONAの法則に限りませんが、文章を書く際は「誰になにを伝え、どうなってほしいのか?」という目的が欠かせません。
そのなかでも、「誰」の部分を「ペルソナ」と呼び、そのペルソナに刺さる文章表現をする必要があります。
上記のヒゲ脱毛のペルソナは、『ヒゲに悩む20代会社員の男性 (彼女なし)』に設定してます。
なので、「居酒屋でかわいい子を見つけても、ヒゲを気にしてしまう」という、ペルソナが経験したことありそうな場面を書きました。
本当はもっと細かくペルソナ設定をすることが多いですが、ここでは流れを掴んでもらえたらOKです!
まずはざっくりでもいいので、文章を書く前に、「誰に届けたいのか?」をしっかりと考えてみましょう。
商品やサービスを売る際のテンプレートにおすすめ
PASONAの法則をうまく使えるようになると、
・ブログ
・メルマガ
・LP (ランディングページ)
から、勝手に商品やサービスが売れるようになり、不労所得のような形で収入を得ることも可能です。
セールスライティング (売るための文章スキル)に欠かせない構成なので、文章で稼いでみたい方は覚えておきましょう。
僕もセールスライティングを勉強し、複数ブログの運営で月100万円を達成したので、おすすめのスキルです!
③ 文章の書き出しの構成
文章のなかでも最も重要なパートと言えるのが、『書き出し』の部分です。
この書き出しを失敗してしまうと、読者は一瞬にしてあなたの文章から離脱し、一生戻ってくることはありません。
逆に書き出しがうまく書ければ、読者はすべり台に乗ったかのように勝手に本文に引き込まれていきます。
ここからは、『5W1H』を使って読者を簡単に引き込む書き出し構成を紹介します。
『5W1H』を使った書き出しの構成とは?
5W1Hとは、
- What (なに)
- Where (どこ)
- Who (だれ)
- When (いつ)
- Why (なぜ)
- How (どうやって)
という、英語の授業でもお馴染みの知識です。
この5W1Hを組み合わせることで、誰でも簡単に魅力的な書き出しを作ることができます。
組み合わせの優先順位は、
① What・Where (なに、どこ)
② Who・When (だれ、いつ)
③ Why・How (なぜ、どうやって)
です。
上記の順番で説明することで、自然と論理的な書き出し構成ができあがります。
実際の例を見ていきましょう。
① What・Where (なに、どこ)
この記事では、文章を書く仕事やブログで使える (Where)、文章構成のコツ (What) を紹介します。
まずは、最も重要な結論を最初に伝えます。
② Who・When (だれ、いつ)
ブログで月100万円を達成した僕 (Who) が、読みやすい文章を書くとき (When) に意識している方法です。
Whoは、なるべく実績や肩書きとともに紹介しましょう。
そうすることで権威性のアピールにつながり、読者に安心感を与えることができます。
③ Why・How (なぜ、どうやって)
使い方はとても簡単。まずは重要な結論を先に伝え、あとから理由や例えを伝えていくだけ (How) 。なぜなら、最初に結論を伝えることで、相手が話を理解しやすくなるから (Why) 。この方法は『PREP法』と呼ばれ、ビジネスマンが大事なプレゼンでよく使うテクニックです。
最後は、結論の理由や例を挙げ、読者に納得感を与えることで、スッと読める文章の書き出しになります。
メンタリストのDaiGoさんもおすすめしている書き出しの構成です!
ブログのリード文にも使えます
ブログも書き出しが非常に重要なので、構成で悩んでいる人は、試しに『5W1H』の法則に当てはめてみるのがおすすめです。
おさらい!
① What・Where (なに、どこ)
② Who・When (だれ、いつ)
③ Why・How (なぜ、どうやって)
書き出しの構成を工夫するだけで、読まれる率が2倍以上になることも珍しくないので、ぜひやってみましょう。
ブログのリード文については、【悩み消滅】ブログ記事が書けない人がハマっている罠と解決策を大公開の記事にテンプレを載せてあります。
文章の締めの言葉の構成は?
締めの言葉は、感情に訴えかけるエモーショナルな言葉を使うと、より響く文章になります。
人間は、「感情で行動して、ロジックで納得する」生き物です。
なので、文章の締めで強く背中を押すようなエモい文章が書けると、それは読者の一歩を後押しするきっかけになるでしょう。
ピークエンドの法則も意識してみよう
ピークエンドの法則とは?
ある事柄に対して記憶や印象に残っているのは感情が最も高ぶったピークの出来事と、その終わりごろの出来事だけで、それらが全体的な影響を決定づけるという法則のこと。
参照 日本の人事部
つまり、最も印象的な部分 (ピーク) と終わりの部分 (エンド) 以外は記憶に残りにくいのです。
例えば、アクション映画を観ていても、1番盛り上がったバトルシーンとラストシーン以外の細かい部分は覚えていない場合が多かったりします。
なので、文章でもピークとエンドの部分を意識して、そこに感情を動かす表現を持ってくるように工夫してみましょう。
文章の書き方の構成 まとめ
文章は感覚ではなく、構成に当てはめることであっという間に上達します。
まずは、以下の3つの型を覚えて、伝わる文章を迷わず書けるようにしましょう。
- 伝える力を高める構成 (PREP法)
- 文章で稼ぐ力を高める構成 (PASONAの法則)
- 文章の書き出しの構成 (5W1Hの法則)
文章に必要なのは、才能ではなくてスキルです。
迷いながらも、「良い文章を書きたい!」と模索してきたあなたの努力は、正しい知識を身につけてスキルを磨けば、絶対に報われます。
この記事が、前を向いてがんばっているあなたの背中を少しでも押せたら嬉しいです。
一緒にがんばりましょうね。
文章構成を覚えたらブログで稼ぐ挑戦をしてみましょう!
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