- 文章の校正ってなに?
- 校正に時間を割くメリットは?
- 正確に校正できる方法を知りたい
いくら想いを込めて文章を書いても、校正ができないと読者を引き込む文章には仕上がりません。
とはいえ、「校正ってそもそもなに? 添削とどう違うの?」と感じている人も多いはず。
そんな方に向け、Web編集者の僕が、校正と添削の違いや、たった3ステップで誰でも簡単に校正力が上がる方法を解説します。
よしき (30歳)
- 月100万円規模のブログを運営中
- 5つのサイトの執筆&編集を担当中
- 文章だけで無理せず自由に生きてます
この記事を最後まで読めば、校正の基本的な知識が把握でき、昨日までよりもワンランク上の文章が書けるようになります。
文章初心者の方にもわかりやすく解説したので、安心して読み進めてください。
文章をチェックする『校正』とは?
文章の『校正』とは、
文章の誤字や脱字、文法のミスを修正すること
を指します。
つまり、書き上がった文章をチェックして、「間違いがないか?」を確認する作業です。
専門知識がいるような難しい作業ではないので、安心してください!
とはいえ、文章で稼いでいくためには必ず必要なので、この記事の後半では僕が実際にやっている方法をすべて共有します。
校正・添削・校閲の違いは?
校正のほかに、『添削』や『校閲』という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
それぞれ似たような役割ですが、違いは以下です。
・校正:文章の誤字や脱字、文法ミスの修正
・添削:構成や表現など、大きな部分の修正
・校閲:内容がおかしい場合の修正
ここでは、それぞれの違いを明確に覚える必要はありません。
ただ、文章で稼ぐには『校正』がしっかりできないと仕事にならないので、校正に絞って解説していきます!
なんで文章の校正が大事なの?
結論から言うと、
稼げる文章 (読まれる文章) に直結するから
です。
誤字や脱字、文法の違和感があると、読者は一瞬であなたの文章から離脱し、二度と戻ってくることはありません。
ブログならまだしも、クライアントを相手にする仕事であれば、最悪の場合、一発で仕事を打ち切られる可能性もあるほどです。
校正の重要さをチェック!
例えば、次の文章を読み比べてみてください。
※タブの切り替えで文章が比較できます⇩
読まれる文書を描くには、文章の校正hが必要です。なせなら、読者は誤字や脱持に敏感なのて、違和感があるとすぐに離脱してしまうます。
どうでしょう? もしも校正なしのような文章が続いたら、そっとページを閉じ、ほかのサイトに移動してしまうはずです。
なので、あなたが文章で稼いでみたいと思っているなら、「誤字脱字は致命的」ということを心に刻んでおきましょう。
「校正ができない=Webライターとしての仕事は一切できない」と言い切っても過言ではありません!
文章の校正が正確にできるようになると?
文章の校正がしっかりできるようになると、
- 文章を仕事にできる
- ブログで不労所得を得られる
- あなたの文章にファンがつく
- 編集者としてのスキルも身につく
- 多方面から信頼されるようになる
など、初心者からでもプロのWebライターとしての地位を最短で確立できます。
「神は細部に宿る」とよく言われますが、文章においてはまさに細部へのこだわりが成長に繋がるのです。
仕事のキャリアアップにも繋がる!
本業でも副業でも、基礎的な文章スキルに加えて校正も正確にできるようになると、
Webライター ⇨ Web編集者
へと、キャリアアップすることも可能です。
その根拠は僕の実体験です!
WebライターからWeb編集者になれた経緯
僕は2019年の5月〜2020年の春先まで、あるWebメディアで編集者として仕事をしていました。
もともとは普通のWebライターとして応募したのですが、「文章が正確」という部分が評価され、編集者の仕事も任せてもらえることに。
校正だけでなく、添削の仕事もさせてもらいましたが、
- ほかのライターさんの記事をチェック
- 誤字脱字や文法の違和感を修正
- 場合によっては、表現なども修正
など、より責任感が増しましたが収入もアップしたうえ、いろんな人の文章と向き合えたのは非常に勉強になりました。
複数ブログの運営で月100万円を達成できたのも、校正スキルが磨かれたおかげだと思っています!
ここからは、そんな僕が実践している3つの校正方法を紹介します。
文章校正におすすめの方法3選
校正に関して怖いこともお伝えしましたが、実はやり方は非常に簡単で、誰でも今日から実行できます。
その方法が、以下のたった3つです。
- 何度も読み返す
- 声に出して読む
- 一晩寝かして再チェックする
難しい内容は一切出てこないので、安心して読み進めてください。
① 何度も読み返す
まずは基本中の基本、書いた文章は必ず読み返しましょう。
単純作業ですが、それだけでも誤字脱字を発見して修正できます。
細かいかもですが、僕はひとつの見出しが書き終わる度に読み返す癖をつけています!
読み返す回数の目安はとくにありませんが、以下を参考にして、最低でも5回以上は読み返しましょう。
Webライターの仕事の場合
クライアントに提出するギリギリまで、何度でも読み返しましょう。誤字脱字があると、どれだけ文才があっても信頼を失います。
ブログの場合
クライアントがいないぶん気が緩みやすいので、記事の公開前はもちろん、公開後も定期的に読み返しましょう。
読み返すこと自体は非常に簡単ですが、ここをおろそかにしてしまう人は驚くほど多いです。
なので、読み返しを徹底するだけでライバルよりも圧倒的に成長速度がアップするので、必ず意識してやっていきましょう。
② 声に出して読む
声に出して読むことで、誤字脱字はもちろん、文法やリズムの違和感を発見できます。
コツは、声に出してみて「息継ぎが必要だな」と感じた部分に、「、」を打ったり、そこで文章を区切ること。
以下の例文を読み比べてみてください。
※タブの切り替えで文章が比較できます⇩
ブログほど副業にぴったりのビジネスはありませんなぜなら自分の好きなペースで記事を更新できるうえ文章スキルとマーケティングスキルも身につくからです
極端な例ですが、良い例のほうがリズム感があって読みやすいですよね?
黙って文章を書いていると、ついつい一文が長くなることはよくあります。
なので、声に出してチェックする作業を忘れないようにしましょう。
全文を声に出して読むのは大変なので、僕は各見出しやブロックごとに分けています!
③ 一晩寝かして再チェックする
何度も読み返し、声に出してチェックしても、まだ不完全です。
最終確認として、一晩寝かせてから再度校正することをおすすめします。
こんな罠に要注意!
文章が書けた直後は達成感で気持ちが高まっているので、自分の文章が実際よりも魅力的に見えてしまいます。
なので、一晩寝かし、冷静な状態になってから読み直すことで、読みにくい表現などが浮き彫りになります。
仕事のできるWebライターさんなら必ずやっている工程なので、ぜひ取り入れてみましょう。
納期には注意を!
クライアントに納品する場合、一晩寝かせるためには納期に余裕を持って仕事をすることが重要になります。
いくらクオリティの高い文章が仕上がっても、納期に間に合わなければ意味ないので、注意してください。
余談:文章校正のアプリやサービスなどのツールは不要です
文章を自動で校正してくれるアプリやサービスなどもありますが、基本的には不要です。
とくに初心者は自分でやらないと基礎スキルが身につかず、いつまで経っても文章で稼げるようになりません。
なので、まだ文章の勉強を始めたばかりなのにアプリやサービスの導入を考えている方は、よく考えましょう。
企業や多忙な編集者さんなど、使うメリットが大きい場合は使っても問題ないと思います!
文章校正 まとめ
校正は非常に簡単ですが、文章全体のクオリティをグッと引き上げてくれる欠かせないスキルです。
いままで校正に力を入れてなかった方も、まずは以下の3ステップから始めてみることをおすすめします。
- 何度も読み返す
- 声に出して読む
- 一晩寝かして再チェックする
あなたが書く文章には、あなただけの特別な想いが込められているはずです。
そして、その想いを必要としている読者さんが、世界のどこかであなたの文章との出逢いを待っています。
いつかその日がやってくるまで、一緒にがんばりましょう。
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